はじめに「中国製機械式腕時計」について

中国製機械式腕時計の世界 はじめに
中国製機械式腕時計の世界

ようこそ「中国製機械式腕時計の世界」へ
小さな音をたてながら時を刻む、中国国内向けに作られていた中国産機械式腕時計。
1950年代から製造が始まり、当時の中国人民憧れの製品として一時代を築きました。
中国で出会った素朴な腕時計に、社会主義色濃かった頃の熱い思想までも感じ取れるような気がしています。
このブログは、中国国内向け国産機械式腕時計を中心にコレクション紹介と研究を目的としています。

このブログで紹介している腕時計について
私と中国機械式腕時計との出会いは1995年、中国南部の広西チワン族自治区へ行った時です。
時計店で”上海”ブランドの腕時計を購入し、そのシンプルなデザインと機能にすっかり魅了されてしまいました。
その後も中国に行く機会があった時は時計店を巡り、機械式腕時計を買い集めていました。
中国初の国産腕時計は、1955年3月24日”天津公私合営華威鐘表廠”(後の天津手表廠)で”製造された、”五星”牌15石機械式腕時計だと言われています。(1957年に”五一”牌「メーデー」と改名されたそうです)
中国各省の国営時計工場で多数のブランド、バリエーションが作られ、独自の発展をしていました。
国内向けだったであろう各旧型機械式腕時計は、国営企業の衰退に伴い1995年前後に生産中止となりました。
現在の中国では、海外ブランドの機械腕時計やクォーツ腕時計が注目を集める時代を経て、かつての国産機械式腕時計に関心を持つ層も出て来ているようです。
また一部の有力ブランドからは復刻版の旧型機械式腕時計も登場しています。
2000年代、ホームページ形式で「中国製機械式腕時計のフロムシャンハイ」を運営していました。
2015年末、ブログ「中国製機械式腕時計の世界」として再出発しました。
中国や腕時計のより充実したブログを目指します。
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2015年12月19日 :「中国製機械式腕時計の世界」運営者 倉田通隆

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